日本人の働き好きは昔からのもので、それがマックス・ウエーバーのプロテイスタンチズムの論理に対抗できる要因になった。
「働くことに意味を見出すこと」
「働くことが自己実現である」
という発想である。
働くということはゼニ儲けのためではなく、その行為の中に自分のあるべき姿を見出そうという考えである。
日の出から日の入りまで働くことは「お天道さまに申し訳がない」という倫理である。
自分に目的を与え、言い換えると負荷をかけることによって、自分とはなにかを道いびいていくものでもある。
これは単にソロバンで評価するものではない。
働くとは「贖罪」であるという後ろ向きことではなく、「将華」であるとい前向きものでる。
『
Record china 配信日時:2016年5月28日(土) 0時0分
http://www.recordchina.co.jp/a139878.html
「死ぬまで働き続ける」調査対象国で日本がダントツ!
=中国ネット「こういう考え方は間違い」
「何のための年金制度なの?」
2016年5月26日、新浪財経によると、マンパワーグループが世界25カ国19万人の若者を対象に行った調査で、「死ぬまで働き続ける」と回答した割合が最も高いのが日本だった。
24日に発表された調査結果によると、
世界の平均は12%
なのに対し、
日本は37%が「死ぬまで働き続ける」
と回答した。
ブルッキングズ研究所の日本問題専門家ミレヤ・ソリス氏は
「日本では多くの重大な変化が起きており、若者に不安定な要素をもたらしている」
と指摘。
例として、貯蓄率が絶えず減少していることや就職問題、高齢化、社会保障システムの問題などを挙げている。
調査結果では、日本が突出しているが、
中国も2位(18%)
となっている。
3位以下、
ギリシャ(15%)、
カナダ(14%)、
インド(14%)、
シンガポール(14%)、
イタリア(12%)、
オランダ(12%)、
イギリス(12%)、
米国(12%)、
オーストラリア(11%)、
ブラジル(10%)、
ドイツ(9%)、
フランス(8%)、
スイス(6%)、
スペイン(3%)
などとなっている。
中国では84%が週に40時間以上、30%が50時間以上仕事をしており、仕事を2つ以上持っている人の割合も25%と高い。
また、80%の若者が
「自らの技能レベルを上げることが仕事をする上で重要である」
と考えており、
74%が仕事以外の時間やお金を自分に投資することに前向きだった。
中国のネットユーザーからは、
「死ぬまで仕事をするなんて考え方は間違い」
「もしそうなら何のための年金制度なの?」
「日本人は仕事で疲れはするけど、精神面までは疲れない。
それほど複雑な仕事もやらないし」
「ほとんどの人が働かないと生きていけないからでしょ。
必要に迫られてのこと」
といったコメントが寄せられている。
』
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