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サーチナニュース 2016-06-14 15:21
http://news.searchina.net/id/1611976?page=1
まさかこれほどまでとは!
日本の病院が誇る、入院患者への気配りとサービス=中国メディア
中国メディア・今日頭条は12日、日本の病院におけるサービスについて「これほどまで人にやさしいとは驚愕ものだ」とする文章を掲載した。
文章は主に、入院設備の充実ぶり、そして看護師の質の高さを中国国内の状況と比較する形で紹介している。
文章は中国国内の病院について
「設備が古めかしい。
浴室がないのは言うまでもない。
一番怖いのはトイレに行くことだ」
と説明。
さらに、入院する場合にはあまりの混雑ゆえに
「ベッドが確保できず、廊下で寝かされることもしばしば」
と指摘した。
そのうえで、日本では各レベルの病院間における分業体制が確立されていることもあり、大病院でも激しく混雑することはなく、廊下で寝かされる状況などあり得ないと説明した。
また、支払う金額によって病室のグレードが変わり、個室のバス・トイレを含む、まるでホテルのような設備の病室に入ることも可能であると紹介。
「資本主義における金銭至上主義の極致」
と評する一方で、それが良好な価格やサービスの競争を生んでいるとも解説した。
さらに、一般の病室であっても非常に清潔で、患者が休息できる環境が十分整っているとし、共用のトイレや浴室も個室と同じくらいきれいであると伝えている。
記事はさらに、日本の病院における入院生活を「驚愕」たらしめる大きな要素として、看護師の存在を指摘した。
中国では注射を打つくらいに思われている看護師が、日本では「サービススタッフとしての役割も持っている」とし、通常の看護に加えて患者の衣食住の手伝いを家族に代わって行うと紹介。
それゆえ日本では「家族が患者に付き添って夜を明かすことが禁じられている」とした。
また、看護師は患者に対して笑顔で辛抱強く接することが病院から求められているとも伝え、
「日本の看護師に対するサービス要求はとても高い。
女性看護師が多くの男性にとって理想のお嫁さんであるというのも、全くもって納得が行くのである」
と解説している。
病院で入院患者の身の回りを世話するのは看護師だけではない。
看護師のサポートをする看護助手の存在も欠かせないのである。
様々な患者に対して笑顔で接し、励ましつつ、衣食住の世話をする看護師や看護助手の仕事はまさに肉体労働であり、過酷なもの。
相応のリスペクトをして然るべきだろう。
中国は以前、医療衛生体制に過度の市場化政策を導入して失敗した経験を持つ。
しかし、すでに公有の医療リソースのみで13億人の健康を維持することは難しい状態だ。
現在、改めて「地域の医療機関開業に対する民間資本の参入」を奨励する姿勢を打ち出し、医療リソースの確保、充実に乗り出している。
公衆衛生の使命と、利益創出のバランスを上手に取り、市民が利用しやすい衛生体制を作ることが、中国社会が抱える長期的な課題の1つなのだ。
廊下で寝かされたり「恐ろしいトイレ」に行かされたりという過酷な入院生活を強いられる人が1日も早くいなくなることを、願うばかりである。
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サーチナニュース 2016-06-16 08:11
http://news.searchina.net/id/1612101?page=1
設備やサービスもだけど
・・・日本の病院で一番羨ましいのは「並ばなくていいこと」だ! =中国メディア
日本の医療制度や病院設備の充実について賞賛する中国メディアは多い。
ただ、日本の病院に対する賞賛や羨望の対象はそれだけに限らないのだ。
中国メディア・今日頭条は12日、ハード面のみならず、サービスや制度のデザイン上でも日本の病院が優れているとし、中国のように長い列に並んで診察を待つような状況がない点を賞賛する記事を掲載した。
記事は、中国国内では大きな病院で診察を受ける際の一番の悩みは「行列に並ぶ」という問題であると説明。
行列に並びきれないために「黄牛党」と呼ばれる「並び屋」が存在しさえすることを紹介した。
そのうえで、日本では受診の申し込み、会計、薬の受け取りのいずれにおいても行列に並ぶ必要がないと伝え、その仕組みについて解説した。
まず受診の申し込みについては、日本では大きな総合病院の下に地域の小さな診療所や個人開業のクリニックが存在することを紹介。
ちょっとした頭痛や発熱であれば大病院に駆け込むことなく近所のクリニックで診察を受け、そこで対処しきれない症状であればクリニックの医師が大病院に紹介状を書いてくれるとした。
また、基本的に予約制である病院でも多少待つことはあるものの、その間に看護師が採血や血圧測定など必要な事をしてくれるため、ようやく医師と顔を合わせたのに「まず血を取って来て」などと言われるケースを回避することができると説明した。
記事はまた、会計については自動精算機を導入している病院が少なからず存在し、スムーズな支払いができることで行列ができるのを防いでいること、薬の受け取りでは「列に並ぶ必要がない、と言うよりも、日本では治療と薬品の分業体制ができており、患者が医師から処方箋を受け取って自分で任意の薬局に行くことになっている」ことを併せて紹介した。
小さな診療所は当てにならないから、大病院の名医に診察してもらうために早朝から並ぶ。
待ちに待ってようやく自分の順番が来たと思ったら、採血や採尿をして来いと言われ、そのためにまた並ぶ。
再び医師にたどり着いて診察を受けて終わればいいが、レントゲンなどの検査が必要となればまた並ばなければならない。
そして、薬を受け取るのにまた並ぶ。
こんな状態では、よほど重い症状にならない限り病院には行きたくないと思うのが普通だろう。
解決すべき問題はたくさんある。
まず「当てになる」小さな診療所・クリニックを各地に配置し、これらと総合病院との完全分業を実現させること。
そして、病院の予約システムを充実させること、受診や検査の流れを見直してよりスムーズな診療が受けられるようにすることなども必要だ。
レストランに行列ができるのは構わないが、市民の衛生や健康に大きくかかわる病院に行列ばかりできていては、困るのだ。
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サーチナニュース 2016-06-23 07:39
http://news.searchina.net/id/1612661?page=1
中国人にとって今や健康は「海外で購入」できる時代になった=中国報道
中国メディアの中華網は20日付の記事で、医療ツーリズムが著しい成長を見せており、
中国人にとって今や健康は「海外で購入」できる時代になった
と説明している。
記事は、2000年当時の全世界における医療ツーリズムの市場規模は100億ドル未満だったと説明する一方、
13年に同市場規模は1000億ドルに達しており、
17年には1750億ドルに達する
との見方を示した。
この急速な拡大について「油井から油が噴出する」現象のようだと伝えた。
医療ツーリズムのこうした急速な市場拡大について、記事は2つの原因に言及。
1つは、「近年、人びとが健康を重視するようになったこと」であり、
もう1つは、「医療技術の急速な進歩」だ。
医療ツーリズム産業が比較的早く発展した、あるいは比較的良質な医療サービスを提供できる国家には、それぞれに「世界に名高いブランド」があると記事は指摘。
例えばスイスの羊プラセンタ注射、
ドイツの幹細胞応用研究、
日本のがんスクリーニング検査、
韓国の整形美容
などを紹介した。
中国のある地方都市では、若い人を含む多くの男性に喫煙の習慣がある。
喫煙が他人の健康をも害することを気にする喫煙者も少数だ。
こうした現象は、中国全土に健康を重視する見方が十分には広がっていないことを示している。
従って記事は医療ツーリズムの急速な市場拡大の原因の1つに「近年、人びとが健康を重視するようになったこと」という点を指摘しているが、
中国の場合は医療ツーリズムに手が届く、またその価値を認識しているのは今のところ中産階級以上の人々だろう。
また医療科学技術はこれからもますます進歩してゆくことは疑いようがないため、市場規模は今後も一層拡大してゆくに違いない。
特に医療ツーリズムを通じて「健康を海外で買う」資金力のある人びとにとって、
このサービスはどんな高級車、高級住宅や美食よりも大きな価値がある
と言える。
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サーチナニュース 2016-06-28 07:11
http://news.searchina.net/id/1612992?page=1
中国人の爆買いは製品に限らず
・・・日本で「医療」も爆買い?=中国
中国人の爆買い対象は日本の製品に限られたことではないようだ。
近年、中国人は「健康を買い」に日本を訪れているようだ。
中国メディアの澎湃は、中国人の医療目的での訪日が増加している様子を紹介した。
記事は冒頭、中国の富裕層が韓国へ「秘密の整形」目的で渡航し、日本へは「ガン検診」を目的に渡航していると紹介。
さらに近年、中国人による医療目的での旅行が増えつつある現状を紹し、日本や韓国だけでなく、米国やインド、タイ、シンガポール、ブラジルやメキシコなど、世界各地を訪れていることを伝えた。
その目的も、内臓移植やガン治療だけではなく、整形や減量などさまざまだ。
医療目的の旅行は費用も高額になる。
例えばある中国人は、東京での2日間の総合ガン検診に総額4000元(61万円)以上も支払ったと紹介している。
この価格には口頭での通訳や書類の翻訳費用も含まれているが、飛行機代やホテル代などの経費も別途必要になることを考えれば、高価な旅行といえるだろう。
なぜ中国の富裕層は高額の費用を払ってでも海外へ医療旅行に出かけるのだろうか。
記事が指摘したのは「医療環境の差」だ。
中国の医療技術、薬の質、サービス態度など、中国国内の医療機関と海外の医療機関との間には「大きな差」が存在すると指摘している。
中国の富裕層は、お金を出しても中国国内では手に入らないものを海外で爆買いするのだ。
中国の医療レベルを向上させるのはそう簡単なことではない。
設備や医師の能力だけではなく、モラルやサービス精神の向上などが見られない限り、中国人の日本への医療観光は増え続けるのではないだろうか。
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Record china 配信日時:2016年7月15日(金) 9時30分
http://www.recordchina.co.jp/a144894.html
中国のようなことは「絶対にない」、
日本の病院はやっぱりすごかった
=中国ネット「もはやホテル」
「これが知れたらまた日本に…」
2016年7月12日、中国のインターネット上に、日本と中国の病院を比較する記事が掲載され、ネットユーザーがコメントを寄せている。
記事はまず、日本には総合病院のほかに小さな診療所がたくさんあるとして、
「日本人は体長が悪くなると総合病院には行かず、まず近くの診療所を受診する。
そこで治療が困難だと判断されると、総合病院への紹介状を書いてもらえる」
と紹介。
基本的に予約制になっていることで、中国の病院のように大きな病院に患者が殺到して、受付に長蛇の列ができたり、受付自体ができなくなったりすることはないと指摘している。
記事は、日本と中国の病院の診察室や病室、入院食、看護師のサービスの様子を写した写真を掲載して両者を比較。
日本の施設の充実ぶりを伝えるとともに、病院スタッフの献身にも触れた。
さらに、病院間でベッドの定員の調整を行うことで、中国のように病室の外の廊下にベッドを設置するといった状況は絶対に発生しないとしている。
こうした比較について、中国のネットユーザーからは、
「中国の病院はかなり差があるな」
「(日本の病院を見て)これホテルでしょ」
「言うまでもない。中国人民はみんな知ってるさ」
「これが知れたら、また日本に流れる人民元が増えるだろう」
「日本の病院だってお金がないと質の高いサービスは受けられない」
「日本には医療トラブル(※中国では患者と病院スタッフのトラブルが多い)はないのか?
見る限り、日本の方が良さそう」
「中国は少なくとも診てもらえる。
海外には病気になっても医者に診てもらえない国もたくさんある」
「(民族的な感情から日本を批判するコメントがあることについて)中国の医療はやはり中国人に適しているようだ」
といったコメントが寄せられている。
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【2016 異態の国家:明日への展望】
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