『
サーチナニュース 2016-06-28 10:41
http://news.searchina.net/id/1613019?page=1
自衛隊は本当にそんなに強いの?
自衛隊には「致命的な弱点がある」=中国
中国のネット上では、自衛隊と中国人民解放軍のどちらが強いかという話題をよく見かける。
中国メディアの今日頭条はこのほど、
「自衛隊は本当にそんなに強いのか?致命的な弱点がある自衛隊は解放軍に対抗できない」
と題して自衛隊の欠点について指摘する記事を掲載した。
記事はまず、自衛隊は精神力があって強いと中国では言われており、各国のメディアも、自衛隊は良く訓練されており、作戦遂行で飛び抜けた能力を持つと報じてきたと紹介。
また日本人自身も、兵力がわずか中国の10分の1ながら士気が高い自衛隊を誇りに感じていると主張し、国内外を問わず自衛隊が高く評価されている事実を指摘した。
とはいえ、自衛隊には致命的な弱点があるという。
それは「人手不足」だ。
日本では自衛隊員は人気の職業ではないうえ、日本全体が少子高齢化の問題を抱えており、
「日本の兵力がどんなに強くても、
自衛隊員になる人がいなければ意味がない」
と指摘した。
日本で自衛隊員になりたい若者が少ない現状は、職業として人気の高い中国人民解放軍とは大きく異なる点だ。
その理由について記事は、日本では多くの若者が豊かな暮らしをしているため、「苦労を好まなくなっている」と分析。
さらに、防衛費が全体的に足りていないため、「待遇の割には危険で割に合わない仕事」という結論になり職業として好まれないとした。
そのうえ、自衛隊員は社会における地位も高くはなく、「存在感がない」と主張した。
また、自衛隊員は解放軍と違い「公務員のように休み」があり、厳しさに欠けていると指摘、
「軍人の職責とはなんたるかを分かっていないのだろう」
と厳しく批判した。
結論として、
「わが国の解放軍と比較すると、自衛隊にはまったく実力がない」
と言い切った。
国が貧しかったころは、コネや賄賂を使ってまで人民解放軍に入ろうという若者が絶えなかった中国だが、経済的に豊かになったことで近年はそうした傾向も変わりつつあると言われる。
また、一人っ子政策によって甘やかされて育った世代のなかには、厳しい訓練に耐え切れない人もいるようだ。
記事の内容は、日本のみならず中国も抱える問題と言えるのではないだろうか。
』
面白い論理だが、日本の場合「自衛」であって、海外へ侵攻するものであないため、よって陸自は少なくても問題ない。
解放軍陸軍が強大であっても海を挟んでではどうにもならない。
泳いでくるわけにもいかない。
日中軍事力比較の場合は、主に海軍がメインになる。
中国海軍の能力はさほどに高いものではない。
数だけではパワーにはならない。
ただ並べるだけに終わってしまう。
次に空軍で自国で設定した防空識別圏を間違いなく保持できるかになる。
つまり、ちゃんとしてスクランブルがかけられるかである。
いまのところ中国は戦闘機によるスクランブルはほとんど無理とみていい。
『
イザ!ニュースまとめ 2016.6.11 22:24
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160611/plt16061122240016-n1.html
自滅への一歩を踏み出した中国
尖閣で軍事衝突なら「1週間で全滅」の指摘も
沖縄県・尖閣諸島周辺で「開戦の危機」が、にわかに高まっている。
中国海軍のフリゲート艦が、接続水域に侵入するなど挑発行為をエスカレートさせたのだ。
中国海軍が初の艦艇派遣に踏み切ったことで、自衛隊や米軍との軍事衝突も現実味を帯びてきた。
東アジアで軍事的覇権を強める「赤い帝国」と激突した場合、どうなるのか。
軍事専門家のシミュレーションには「中国艦隊は1週間で全滅」という分析もある。
「緊張を一方的に高める行為で、深刻に懸念している」
「わが国の領土、領海、領空を断固として守り抜くために毅然と対処していく」
中谷元(げん)防衛相は9日、中国のフリゲート艦による接続水域内への侵入について、厳しい口調でこう言い切った。
これまでも、中国公船による尖閣周辺への侵入は、連日のように繰り返されてきた。
ただ、日本の海上保安庁に相当する中国海警局の公船がほとんどで、軍艦が姿を見せたことはなかった。
防衛省などによると、9日未明に久場島北東の接続水域に入ったのは、中国海軍のジャンカイI級フリゲート艦1隻。
排水量約4000トンで、ロケット砲や艦対空ミサイルなどを装備する最新型の戦闘艦だという。
海自護衛艦「せとぎり」は事前に、「このままだと、わが国の領域に入る」とフリゲート艦に何度も警告していた。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は
「今回は『軍部の暴走』という言い訳は通用しない。
このまま中国側の挑発が激化すれば、尖閣周辺での局地戦が勃発することもあり得る。
中国海軍の艦艇派遣で、自衛隊も艦艇投入に踏み切る大義ができた」
と語る。
中国軍艦が今後、接続水域を越えて、海の領土である領海へ侵入すれば、日本政府は自衛隊に海上警備行動や防衛出動を命じて対応する。
制服組自衛官のトップ、河野克俊統合幕僚長も記者会見で
「相応の対応は取っていく。
一般論としては、海上保安庁で対応できない場合は海上警備行動をかけたうえで、自衛隊が対応する仕組みになっている」
と述べた。
海上警備行動の場合、武器使用は「正当防衛」か「緊急避難」に限定されるが、
★.防衛出動の場合、自衛隊には自衛権に基づき必要な「武力の行使」が認められている。
もし、中国側が戦端を開いたら、どうなるのか。
前出の世良氏は
★.「有事となれば、海自佐世保基地から8隻の護衛艦からなる第2護衛隊群が急派される。
航空自衛隊那覇基地からはF15戦闘機30機程度が、空中戦に備えて出撃するだろう。
他の基地のF2戦闘機が応援に駆けつける事態もあり得る」
といい、続けた。
「後方支援に回るのが、米海軍の第7艦隊だ。
米原子力空母『ロナルド・レーガン』に加え、イージス艦など10隻、原子力潜水艦3隻が出動するはずだ。
★.中国側は東海艦隊が前線に投入される。
駆逐艦やフリゲート艦、潜水艦など50隻が所属する艦隊だが、自衛隊と米軍との戦闘力の差は歴然だ。
1週間で東海艦隊が全滅する事態もあり得る。
中国は『自滅への第一歩』を踏み出したともいえる」
中国は南シナ海に続き、尖閣諸島を含む東シナ海でも軍事的覇権を強めている。
日中中間線付近には軍事拠点化が懸念される海洋プラットホームを次々に増設している。
一線を越えた隣国に対し、日本も相当の覚悟が必要といえそうだ。
静岡県立大特任教授で軍事アナリストの小川和久氏は
「まだ、中国が完全に牙を剥いたという段階には入っていない。
今回の挑発は、10日から17日まで、沖縄東方海域などで行われる日米印共同訓練『マラバール2016』をにらんで、中国側がメッセージを発したと捉えるべきだろう。
今後も日中間で、こうした駆け引きが続くはずだ」
と指摘する。
今回の中国の暴挙に対し、日本政府の動きは早かった。
外務省の斎木昭●(=隆の生の上に一)事務次官は9日午前2時ごろ、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び出して、厳重抗議した。
前出の小川氏は
「官邸は異例の早さで対応した。
中国側に極めて強いメッセージを発した。
これまでのところ、日本側の対応は適切だったといえる。
中国側も、日米と衝突すれば大変なことになると分かっている。
海上自衛隊に海上警備行動が発令されるギリギリのところで挑発を続けるだろう。
日本側は今後、防衛力の整備を進めるのとともに、海上保安庁の予算を拡大し、領海に関する法改正を早急に進める必要がある」
と語った。
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【2016 異態の国家:明日への展望】
解放軍陸軍が強大であっても海を挟んでではどうにもならない。
泳いでくるわけにもいかない。
日中軍事力比較の場合は、主に海軍がメインになる。
中国海軍の能力はさほどに高いものではない。
数だけではパワーにはならない。
ただ並べるだけに終わってしまう。
次に空軍で自国で設定した防空識別圏を間違いなく保持できるかになる。
つまり、ちゃんとしてスクランブルがかけられるかである。
いまのところ中国は戦闘機によるスクランブルはほとんど無理とみていい。
『
イザ!ニュースまとめ 2016.6.11 22:24
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160611/plt16061122240016-n1.html
自滅への一歩を踏み出した中国
尖閣で軍事衝突なら「1週間で全滅」の指摘も
沖縄県・尖閣諸島周辺で「開戦の危機」が、にわかに高まっている。
中国海軍のフリゲート艦が、接続水域に侵入するなど挑発行為をエスカレートさせたのだ。
中国海軍が初の艦艇派遣に踏み切ったことで、自衛隊や米軍との軍事衝突も現実味を帯びてきた。
東アジアで軍事的覇権を強める「赤い帝国」と激突した場合、どうなるのか。
軍事専門家のシミュレーションには「中国艦隊は1週間で全滅」という分析もある。
「緊張を一方的に高める行為で、深刻に懸念している」
「わが国の領土、領海、領空を断固として守り抜くために毅然と対処していく」
中谷元(げん)防衛相は9日、中国のフリゲート艦による接続水域内への侵入について、厳しい口調でこう言い切った。
これまでも、中国公船による尖閣周辺への侵入は、連日のように繰り返されてきた。
ただ、日本の海上保安庁に相当する中国海警局の公船がほとんどで、軍艦が姿を見せたことはなかった。
防衛省などによると、9日未明に久場島北東の接続水域に入ったのは、中国海軍のジャンカイI級フリゲート艦1隻。
排水量約4000トンで、ロケット砲や艦対空ミサイルなどを装備する最新型の戦闘艦だという。
海自護衛艦「せとぎり」は事前に、「このままだと、わが国の領域に入る」とフリゲート艦に何度も警告していた。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は
「今回は『軍部の暴走』という言い訳は通用しない。
このまま中国側の挑発が激化すれば、尖閣周辺での局地戦が勃発することもあり得る。
中国海軍の艦艇派遣で、自衛隊も艦艇投入に踏み切る大義ができた」
と語る。
中国軍艦が今後、接続水域を越えて、海の領土である領海へ侵入すれば、日本政府は自衛隊に海上警備行動や防衛出動を命じて対応する。
制服組自衛官のトップ、河野克俊統合幕僚長も記者会見で
「相応の対応は取っていく。
一般論としては、海上保安庁で対応できない場合は海上警備行動をかけたうえで、自衛隊が対応する仕組みになっている」
と述べた。
海上警備行動の場合、武器使用は「正当防衛」か「緊急避難」に限定されるが、
★.防衛出動の場合、自衛隊には自衛権に基づき必要な「武力の行使」が認められている。
もし、中国側が戦端を開いたら、どうなるのか。
前出の世良氏は
★.「有事となれば、海自佐世保基地から8隻の護衛艦からなる第2護衛隊群が急派される。
航空自衛隊那覇基地からはF15戦闘機30機程度が、空中戦に備えて出撃するだろう。
他の基地のF2戦闘機が応援に駆けつける事態もあり得る」
といい、続けた。
「後方支援に回るのが、米海軍の第7艦隊だ。
米原子力空母『ロナルド・レーガン』に加え、イージス艦など10隻、原子力潜水艦3隻が出動するはずだ。
★.中国側は東海艦隊が前線に投入される。
駆逐艦やフリゲート艦、潜水艦など50隻が所属する艦隊だが、自衛隊と米軍との戦闘力の差は歴然だ。
1週間で東海艦隊が全滅する事態もあり得る。
中国は『自滅への第一歩』を踏み出したともいえる」
中国は南シナ海に続き、尖閣諸島を含む東シナ海でも軍事的覇権を強めている。
日中中間線付近には軍事拠点化が懸念される海洋プラットホームを次々に増設している。
一線を越えた隣国に対し、日本も相当の覚悟が必要といえそうだ。
静岡県立大特任教授で軍事アナリストの小川和久氏は
「まだ、中国が完全に牙を剥いたという段階には入っていない。
今回の挑発は、10日から17日まで、沖縄東方海域などで行われる日米印共同訓練『マラバール2016』をにらんで、中国側がメッセージを発したと捉えるべきだろう。
今後も日中間で、こうした駆け引きが続くはずだ」
と指摘する。
今回の中国の暴挙に対し、日本政府の動きは早かった。
外務省の斎木昭●(=隆の生の上に一)事務次官は9日午前2時ごろ、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び出して、厳重抗議した。
前出の小川氏は
「官邸は異例の早さで対応した。
中国側に極めて強いメッセージを発した。
これまでのところ、日本側の対応は適切だったといえる。
中国側も、日米と衝突すれば大変なことになると分かっている。
海上自衛隊に海上警備行動が発令されるギリギリのところで挑発を続けるだろう。
日本側は今後、防衛力の整備を進めるのとともに、海上保安庁の予算を拡大し、領海に関する法改正を早急に進める必要がある」
と語った。
』
【2016 異態の国家:明日への展望】
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