中国皇帝は死ぬ前に陵墓を建設する。
それで国家は疲弊し、帝国は崩れる。
この都市計画はおそらくGDP維持と、増大する失業者を救済するものであり、いわゆる財政出動・公共投資ということになるのだろう。
距離の優越感に浸るだけの効果しかない赤字高速鉄道のむちゃくちゃな建設、一帯一路という世界政治情勢無視の夢物語、ゴーストタウンやもろもろの過剰生産、そしてこの都市計画とみてくると、奈落に突っ走っているとしか思えない。
中国共産党は自らの墳墓都市を建設しようとしているのであろうか。
資金が底をつくときが終焉であろうか。
『
人民網日本語版配信日時:2016年6月10日(金) 20時10分
http://www.recordchina.co.jp/a140863.html
中国の国家計画機関、2030年までに長江デルタ都市群を建設
=世界に影響力―中国メディア
●中国の国家計画機関がこのほど、2030年までに長江デルタ都市群を建設、世界的な影響力を備えた世界レベルの都市群を完成させるという壮大な計画を明らかにした。資料写真。
中国の国家計画機関がこのほど、2030年までに長江デルタ都市群を建設、世界的な影響力を備えた世界レベルの都市群を完成させるという壮大な計画を明らかにした。
参考消息網が伝えた。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、
安徽、江蘇、浙江各省の大都市と上海を都市群発展計画に組み入れることが、本計画で初めて明確に示された。
本計画は、
上海、江蘇省内9都市(南京、無錫、常州、蘇州、南通、塩城、揚州、鎮江、泰州)、浙江省内8都市(杭州、寧波、嘉興、湖州、紹興、金華、舟山、台州)、安徽省内8都市(合肥、蕪湖、馬鞍山、銅陵、安慶、●(●はさんずいに除)州、池州、宣城)
が対象となっている。
これらの都市の人口は全国総人口の11%を占め、面積は21万1700平方キロメートルと全国総面積の2.2%を占める。
2014年、これらの都市のGDPは全国GDPの18.5%を占めた。
計画によると、2020年までには全国GDPの21%、人口は全国総人口の11.8%を、それぞれ占めるようになる見通し。
国家発展改革委員会(発改委)と住宅・都市農村建設部(省)が発表した本計画の主旨は、経済活力を高め、イノベーションを奨励し、都市・資源の利用効率を高め、高級専門人材を招致することにある。
本計画は、都市間の密接な連携に関する青写真だ。
その主旨は、2030年までにこれらの都市群を世界的な影響力を備えた世界一流レベルの都市群に仕立て上げることにあり、国際舞台で競争を繰り広げる力を擁することを目指す。
復旦大学産業経済学部の姚志勇・准教授は、
「この計画には、上海に中心的な役割を担わせること、政府が広く打ち出しているサプライサイドの構造改革において長江デルタ地域にリーダー的な役割を発揮させて同地域の工業生産能力と経験をより多くの隣接都市に普及させることという政策決定者の意図が反映されている」
と指摘した。
(提供/人民網日本語版・編集KM)
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【2016 異態の国家:明日への展望】
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