2016年6月21日火曜日

日本人は恐ろしい(7):日本の食育、徳育・知育・体育と一緒に、小さいころから「食の大切さ」を教える

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サーチナニュース 2016-05-26 10:43
http://news.searchina.net/id/1610630?page=1

授業として児童に給食を作らせる日本の小学校に、
中国人が驚嘆「われわれは負けている」



 中国メディア・光明網は24日、かつて大学のルームメイトだった日本人が校長を務める日本の小学校を訪問したさい、この学校で行われていた「実践授業」に大きな驚きを感銘を覚えたとする記事を掲載した。

 記事は、午前最後の授業中に熊本市にある小学校を訪れたところ、学校内の厨房で驚くべき光景を目撃したことを紹介。
 調理員ではなく児童が材料を洗い、切り、調理しており、それをわずか2人の大人が見守っているだけであったとした。
 そして「子どもたちの授業はどうしたのか」と質問すると、校長から
 「これが『実践授業』なのだ。
 日本では勉強よりも実践能力が重要視されるのだ」
と説明され、「実践授業」の目的が技術の向上とともに、社会生活で必要となる協調性の育成にあると言われたことを伝えた。

 また、食事中にある児童が別の児童に対して「もっと食べるか」を進んで聞き、必要であれば自分のものを少し分け与えているのを目撃、話を聞くと
 「他の人の為というよりも、自分に食べきれないので、誰かにあげないともったいないと思った」
との答えが返ってきたとも紹介。
 「まさかそんな深い考えがあったとは、本当に思いもよらなかった」
とした。

 そして、食事が終わって自ら食器を運んだり、当番の児童が食器を洗ったりするのを見ながら、校長が
 「子どもは国の未来。
 スタートラインの時点で負けさせてはいけない。
 われわれは子どもたちに責任感と協力の精神を学んでもらうようにしなければならないのだ」
と語ったことを紹介した。

 記事は、一連の光景や校長の話を見聞きしてさらに衝撃を覚えたこととして、児童たちが「楽しんでいる」点について言及。
 「中国の学校で同じことをさせたら、子どもも保護者もそれを『楽しみ』と認識するだろうか」
と疑問を投げかけるとともに、
 「スタートライン上で負けさせるな、と叫んでいるものの、自分たちの子どもはすでに負けていると感じた。
 いや、負けているのは子どもではなく、われわれの愛や教育に対する理解や手法においてなのだ」
として文章を結んでいる。

 「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
という山本五十六大将の言葉が人材育成の名言として広く知られているが、この小学校で行われている「実践授業」にもそのエッセンスが含まれていると言える。
 教科書を開いて行う勉強ももちろん大事だが、それを実践する場を作り、
 「させてみる」ことはさらに大切なのだ。
 そして、上手にできれば褒める、上手にできなくても最後までできれば褒める、最後までできなくてもその努力を褒める、とにかく頑張りを褒めることで子どもたちも成長していくのである。



サーチナニュース 2016-06-21 11:37
http://news.searchina.net/id/1612482?page=1

徳育・知育・体育と一緒に、
小さいころから「食の大切さ」を教える 
日本の食育の素晴らし=中国メディア



 近年「食育」に力が入れられている日本では、
 毎年6月が「食育月間」
 毎月19日が「食育の日」
とされている。
 中国メディア・宝安日報は18日、両方が重なる6月19日を前に
 「日本では食育が徳育・知育・体育と同等に重要視されている」
とし、日本の食育への取り組みを紹介する記事を掲載した。

 記事は、「民は食をもって天となす」という諺を用いて、生活における食事の重要さを説明。
 そのうえで、「徳・智・体」と同じレベルで「食」の教育を重視する日本では、保育園の段階から「食育」がスタートするとした。
 そして、保育園における食育目標が
 「スナック菓子を食べない、
 偏食しない、
 他人と一緒にご飯を食べる、
 自ら食べ物を作る」
といった点に置かれており、子どもたちを農場などに連れていき、季節の食べ物に親しく触れることで
 「食べ物に対する愛護の心、感謝の心を芽生えさせる」
と説明した。

 また、小学校ではより多元化された食育が行われ、サツマイモや大豆などの栽培を通じた教育などのほか、一部の学校では児童を対象にした調理コンテストを開催し、コンテスト前には栄養士から栄養に関する基礎知識のレクチャーが行われるといった取り組みを行っていると伝えた。
 さらに、栄養学を学ぶ大学生と共同で進めるプロジェクトもあるとしている。

 そして、中学校ではさらに実践的な食育が展開され、種まきから収穫、そして料理作りまで全てを体験させることで、食べ物を作ることの大変さを感じ取らせ、自らの労働の成果を大切にする心を育てていると紹介した。

 急速な経済成長により、都市部ではすでに飽食の時代に突入している中国。
 一方で農村の貧困地域では、なおも今日明日の食料確保に苦しむ人びとが大量に存在する。
 食べ物、作る人への感謝の意識を芽生えさせ、浪費をせず合理的な食事を心掛ける姿勢を育てることは、子どもたちへの教育における重要な課題の1つとなっていると言える。
 日本の学校や社会における食育の取り組みは、きっと中国においても大いに参考になることだろう。



サーチナニュース 2016-06-28 11:07
http://news.searchina.net/id/1613026?page=1

どれだけ行儀いいんだ
・・・日本の小学生の給食を体験して、中国人が愕然

 中国メディア・捜狐は23日、日本の小学校における給食の様子を紹介するとともに
  「見終わった後に、無数の中国人の口が空いたままになる」
と評した記事を掲載した。

 記事は、中国の小学生とともに日本の小学校を訪問し、一緒に給食を食べた際のエピソードを紹介。
 現場に到着すると、白衣に白い帽子とマスクを着用した児童らが食器や重そうな牛乳箱を運んでいるのが目に入ったとし、それが児童が交代制で担当する給食当番であるとの説明を受けたことを伝えた。

 そして、配膳が済んでも全員が席に着くまで誰一人食べ始める児童がいなかったことも紹介した。
 また、日本人の児童に「楽しいですか」と聞くと、みな元気に「楽しい」と答えたのに対し、日本の児童が中国の児童に同じ質問をしたところ、ある中国の児童が「つまらない」と回答したことを伝え、「詰め込み式教育で、子どもたちがモヤモヤしているのだろう」と評している。

 さらに、ほとんどの児童が食べ終わった後に繰り広げられた光景について「終生忘れられないものになった」と説明。
 その光景は、子どもたちが自発的に食器を片付けて籠に戻して高さを整えたり、机を拭いたりといった作業だったという。
 監督者や指揮者がいない中でそれぞれが動き始めたことに対して大いに感銘を受けたようだ。

 記事は
 「われわれの子どもたちは、毒粉ミルクから始まった各種有毒物質の包囲の中に陥ってしまっている。
 われわれの『未来』はなおもスローガンに留まっている。
 歩まなければならない道のりはまだまだとても長いのだ」
と締めくくっている。

 学校の給食については、大人になった今でもおかずの内容や、給食当番の仕事などに関する思い出がしばしば話のタネになる。
 たまに、ふと給食を食べたくなることもあるのではないだろうか。
 それだけ、人びとの心の中に美しい記憶として残っているということだろう。
 中国の学生食堂で往々にして話題になるのは、奇抜すぎるメニューや、食中毒など。
 学校における「食」のレベルが高まることを願いたい。










【2016 異態の国家:明日への展望】


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