2016年4月6日水曜日

日本が尖閣周辺に12隻の巡視船配備へ:尖閣問題では絶対に譲歩しない日本

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レコードチャイナ 配信日時:2016年4月6日(水) 19時20分
http://www.recordchina.co.jp/a132773.html

日本が尖閣周辺に12隻の巡視船配備へ、
専門家「中国の権益の脅威に」―中国メディア

 2016年4月6日、人民網によると、海上保安庁は尖閣諸島周辺の警備に1500トン級の最新型巡視船10隻と、ヘリコプターが搭載可能な巡視船2隻を配備、すでに人員は確保しており、
 日本第11管区海上保安本部(那覇)のいわゆる「尖閣専従体制」が整ったと発表した。

 日本メディアによると、この体制は4月に正式に始動し、中国の公務船による尖閣諸島周辺海域進入の警備を強化する。
 中国の軍事専門家・尹卓(イー・ジュオ)氏は
 「日本が釣魚島(尖閣諸島)周辺での配備を強化することは中国が海洋権益を保護していく上での脅威となる。
 中国側は引き続き防御的戦略を堅持し、釣魚島海域の正常な海空巡視は継続する」
と述べた。

 海上保安庁によると、新しく配備される巡視船10隻は
 全長96メートルで、
 排水量は約1500トン、
 高速航行を可能とし、
 口径20ミリの機関砲を配備、
 遠隔操作式放水銃と
 停止命令等表示装置
を備える。
 「あぐに」と「いぜな」の2隻の進水に伴い、最新型の巡視船の数は10隻に達した。

(提供/人民網日本語版・翻訳/MI・編集/武藤)



レコードチャイナ 配信日時:2016年4月8日(金) 8時50分  
http://www.recordchina.co.jp/a132846.html

海上保安庁が尖閣諸島の警備体制を増強、
中国は「意に介せず」―台湾メディア

 2016年4月7日、台湾東森ETToday新聞台は、海上保安庁が尖閣諸島の周辺の領海警備を専門とする1500トン級の最新型巡視船10隻の新造とヘリ搭載型2隻の配置転換を完了したことについて、「中国当局は意に介していない」と指摘した。
  中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

 中国国家海洋局は6日、公式サイトで
 「(海警局の船舶)海警2307、2101、31241の(3隻)船隊が釣魚島(尖閣諸島の中国名)の領海内を巡航している」
と発表した。

 海保によると、今回配置された10隻は全長96メートルの巡視船。
 高速巡航ができ、20ミリ機関砲や遠隔放水銃、停船命令表示装置などを装備している。
 2月に「あぐに」「いぜな」の2隻が就航し、最新型巡視船は10隻になった。
 さらに他管区のヘリ搭載型2隻を改修して第11管区海上保安本部(11管、那覇)に配置し、12隻の「尖閣専従体制」が整った。



レコードチャイナ 配信日時:2016年3月25日(金) 7時50分
http://www.recordchina.co.jp/a131674.html

尖閣問題で譲歩しない日本、 
狙いは米国の介入―露メディア

 2016年3月22日、環球網によると、ロシアの独立新聞は21日、
 尖閣諸島問題で日本が譲歩しようとしないのは米国の介入を狙っているからだ
との記事を掲載した。

 記事は中国側の主張を肯定的に取りあげつつ、ロシア科学アカデミー日本研究センターの専門家の分析を紹介。
 両国の立場は大きく異なるが、
 日本は中国側の要請にまったく応じようとせず、
 解決の望みはいまだ見えない
と指摘している。

 日本が譲歩しないのは、日米安保条約に基づいて米国が同盟国として援護することを期待してのことだが、日本はさらに5月26〜27日に開催が予定されている「G7伊勢志摩サミット」で、中国が南シナ海で人工島の造成などを行っている問題を議題として取り上げようとするなどの一手を打とうとしていると指摘した。

 日本の立場には妥協の余地が見えないものの、先進7カ国(G7)の欧米各国の思惑もあり、
 日本がサミットで領有問題に対する「法的支配」の重要性を盛り込んだ首脳宣言を打ち出せるかは不透明だ
と伝えている。




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