2016年3月14日月曜日

日本人は恐ろしい!(2):清国、ロシア、アメリカと次々世界の強国に挑む民族性、日本は短期で核製造可能



サーチナニュース 2016-03-03 15:33
http://news.searchina.net/id/1603957?page=1

日本人は恐ろしい!
中国人が「日本人は恐ろしいと言うのも頷ける」

 自分たちにはない日本人の文化や習慣について「恐ろしい」という言葉で表現する中国人は多い。そこには
 「自分たちにはできないことを軽々とやってのける日本人は驚異的」
といった意味合いが込められている。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、
 「これを見たら日本人がどれほど恐ろしいかが分かる」
と題する記事を掲載し、日本でよく見かける場面の写真とともに、日本人の習慣を分析する記事を掲載した。

 記事は、多くの中国人は日本に対して
 「恐ろしい民族で、
 特殊な文化を持ち、
 国民の思想が極端で、変態的でさえある」
というイメージを持っていると主張。
 そのうえで、日本は
1].日清戦争では自国よりも強大と考えられていた清国に挑み、
2].日露戦争では当時世界有数の大国だったロシアに挑み、
3].第2次世界大戦ではアメリカに挑んだ
とし、日本は勇気を持つ国だと論じた。

 また、日本人は「おとなしそうに見えて内面は強く」、強い生命力を持つ民族と主張。
 その証拠に挙げたのは「冬でも薄着であること」だった。
 確かに体が冷えることを嫌い、厚着をする傾向にある中国人に比べれば、日本人は冬でも薄着だと言えるであろうが、それを以って強い生命力というのは無理がある。

 一方で記事は、日本の子どもたちは真冬でも上半身裸で体力トレーニングを行い、「小さな手を赤くしながらも、満面の笑顔」であると驚きの様子。
 すべての幼稚園、保育所でこのような活動を行っているわけではないものの、活動を行っている幼稚園などでは今でも7割以上の保護者が活動を支持していると紹介し、「こうやって大きくなった子どもには強い意志がある」と論じた。

 もう1つ特徴的だとしたのが「機械のように秩序がある」ことだ。
 それは、日本人は地下鉄に乗る時でも買い物の時でも列を作るからで、震災に見舞われた時でさえ
 「通常と変わらず列に並び、淡々と災難に対処していた」
と紹介した。
 確かに東日本大震災当時の日本国内の秩序は中国のみならず、世界から称賛された。

 また、日本の道路は「きれい」の一言に尽きるとし、街にはごみ箱がほとんどないにもかかわらず、ごみ1つ落ちていないことも、いい加減さを許さない日本人の高い自律を表していると主張。
 「多くの中国人が日本人は恐ろしいと言うのも頷ける」
と締めくくった。


サーチナニュース 2016-03-12 20:18

なぜだ!
資源が乏しい日本が世界に誇る自動車大国になった理由=中国

 日系車の品質の高さは中国で非常に高く評価されているが、資源が乏しいうえに自動車工業史が欧州に比べて短い日本はなぜこれほどまでの製品を造り出せるようになったのだろうか。
 中国メディアの捜狐はこのほど、日本の自動車文化の発展の原動力は「強靭な生命力」だと指摘する記事を掲載している。

 記事は日本の自動車文化の「強靭な生命力」の証拠を列挙している。
 例えば1970年代のオイルショック以前、日本車に対する米国市場の評価は「外観が悪い」、「非力なエンジン」など散々だったと主張する一方、日本メーカーは強靭なバイタリティーを発揮、こうした評価にもめげずオイルショックを利用して日本車に低燃費という強みを付加し、米国市場で大きなシェアを獲得するに至ったと説明した。

 また軽自動車の存在も強靭な生命力の一例だと記事は紹介.
  軽自動車を「日本独特の車種」と呼んでいる。
 軽自動車は税金が安く、また日本の狭い道路でも走行できるメリットがあるため日本で発達したと説明。
 道路の広い中国の地方都市などでは、日本の軽自動車のようなサイズの車はまず見かけない。
 国土にぴったり合う車種をこれほどまでに発展させた日本車文化の独創性と積極性に、記事は強靭な生命力を感じ取ったようだ。

 また「改造文化」にも記事は言及、
 この改造文化は「日本人の髄にまで浸透しており、世界の車改造ファンにも大きな影響を与えている」と説明する。
 数々の有名パーツメーカーが存在するのも、日本の車文化にあふれる強靭な生命力の証拠となっていると記事は指摘。
 確かに内装や音響にお金を惜しまない消費者も日本には多い。

 また記事は日本が世界に先駆けて新エネルギー車の開発に取り組み、ハイブリッド技術を広く普及させていると紹介。
 これらの数々の事例は日本の車社会に強靭な生命力が宿っている証拠だと指摘した。

 記事が論じるところの「強靭な生命力」の源泉は、日本人が自動車を深く愛しており、単なる交通手段やメンツのための道具と見ていないところにあるのかもしれない。
 ただ、日本でも若者の車離れという問題が取り上げられているとおり、少子高齢化などもあって日本の自動車文化が今後は変化が起きる可能性も否定できない。


サーチナニュース 2016-06-30 07:55
http://news.searchina.net/id/1613206?page=1

日本人はなぜ・・・?
お金があっても高級車を買わないのか=中国報道

 中国メディアの新浪汽車はこのほど、日本人はなぜお金があっても高級車を買わないのかというテーマについて論じる記事を掲載した。

 中国の子ども向け貯金箱には動物の馬の上に車や家が乗っているものがある。
 馬の背中に硬貨を入れるための穴があいていて、車や家の形をした蓋でその穴をふさぐという貯金箱だ。
 それぞれの貯金箱は「馬上有車」あるいは「馬上有房子」という名前が付けられている。
 房子は家の意味だ。

 実はこの貯金箱は中国語の駄洒落になっていて、「馬上」という中国語には本来「すぐに」という意味がある。
 つまりこの貯金箱には「すぐに車が手に入る」あるいは「すぐに家が手に入る」という願いが込められているというわけだ。
 これは中国社会にとって車や家を持つことがいかに大切なことと見なされているかを示す事例の1つと言える。
 中国社会では車や家はその人の顔そのものなのだ。

 記事も中国人にとって高級車は「メンツ」や「地位」の象徴であると指摘している。
 裕福な中国人であれば、高級車を買うのは自然なことだろう。
 従って記事が「日本人はなぜお金があっても高級車を買わないのか?」と問題を提起するのはこうした社会背景が関係している。

 記事はこの問いの答えとして今度は日本の社会背景に言及。
 「日本社会において、高級車は決してメンツや地位を象徴するものではない」
と記事は説明、そして
 「例え車を持っていなくても、人に見下されることはない」
と指摘した。

 こうした社会背景があるために、多くの日本人はたとえ車を買うにしても経済的な軽自動車を選ぶと記事は指摘。
 お金があっても日本人が高級車を買わないのはこうした理由によると説明した。
 記事は日本人の経済的な車選びから「教訓を得るべきだ」と論じており、中国の車社会が今後成熟していけば、きっと日本人のように「自分にぴったり合った車を選ぶ中国人が増えるだろう」と結んだ。



サーチナニュース 2016-03-16 20:18
http://biz.searchina.net/id/1605055?page=1

日本の「見せかけの衰退」に惑わされるな、
日本は将来見越して「臥薪嘗胆」

 内閣府が発表した2015年10-12月の国内総生産(GDP)改定値は、年率換算の実質で-1.1%だった。
  日本経済は今なお低迷から脱却できず、一部ではアベノミクスは失敗したという論調も浮上してきている。

 しかし、中国メディアの捜狐はこのほど、
 「日本経済の見せかけの衰退に惑わされるな」
と題して、日本経済の不振は見せかけだと主張する記事を掲載した。

 記事は、短期的な物価上昇率やGDPの数値だけでアベノミクスを「失敗だ」と判断すべきではないと主張し、
 アベノミクスの核心的な意義は「日本が失った30年を中国の手から取り戻す」ことだ
と主張。

 それを実現するための方法が
 「米国のアジア太平洋地域への回帰に乗じ、
★.軍事を増強することで中国を撹乱し、
★.中国の意識を経済ではなく軍事面に向けさせる
と同時に、
★.日本は極端な金融緩和政策で長期流動性を高め、
 実体経済の歪みを利用して新たな経済分野で一挙に中国を追い越すこと
にあると主張した。

 では、「新たな経済分野」とは何を指すのだろうか。
 記事によれば、それは「ロボットに代表される日本のハイテク製品」だという。
★.これまでの世界経済では、発展の原動力は「労働力」にあったとし、
 労働力の安価な国に企業が生産拠点を移転することでその国は発展を遂げてきた
と指摘。
こうした流れは今後も続くと論じる一方で、
★.根本的に異なるのは発展の原動力は
 「人的資源」から「ロボット資源」へと変化し、
 将来的にはロボットが労働力となり、生産性やコストの鍵を握ることになる
と論じた。

 続けて記事は、日本は第4次産業革命を見越して「臥薪嘗胆」を続け、中国を追い越す準備を進めていると主張。
 したがって、日本の経済衰退は見かけの現象であり、
 「将来、日本は世界のロボット製造大国になるのではないか」
と危機感を示し、すでに
★.労働コストが上昇し、明確な強みを見いだせていない中国の製造業は
 「ロボット技術のレベルは日本のレベルに追いつくことができるのだろうか」

と不安を吐露した。



レコードチャイナ 配信日時:2016年3月17日(木) 6時30分
http://www.recordchina.co.jp/a131236.html

「日本は単なる先進国ではない」
=中国メディアが日本が強国になれた理由を分析

 2016年3月12日、中国のポータルサイト・網易に、日本とはどういう国かを紹介する記事が掲載された。
 「近くて遠い国」と形容されることもある日本と中国。
 実際に相手の国の人と接したり、相手の国に訪れてみたりしないとわからないことはたくさんあるだろう。

 記事はまず、日本人のまじめさに言及する。
 その例として、
 観光地に障害者用の専用ゲートがあるものの誰もズルをしようとする人がいないこと、
 客が食中毒になった大阪の焼肉店が閉店したこと、
 役所の案内係が指を差せばいいところをわざわざ地図まで出して場所の説明をしてくれること、
などを紹介。
 中国人は日本で生活するとルールを守るようになり、防犯意識が低くなることを差して「ばかになる」と表現している。

 また、「日本では信用が非常に重んじられる」として、2つの例を挙げている。
 1つは、数年前の食品の産地偽装問題によってある企業の社長が自殺した事件で、
 「日本で偽物を売ることは牢屋に入ることよりも重いこと。
 人生の終わりを意味する」
とその厳しさに驚いている。
 もう1つは、関西の田舎の駅のそばで「1袋100円」とだけ書かれた無人の野菜販売所で、「すべては客の誠実さにかかっている」
とこのシステムにも驚きを示している。

 このほか、日本に出張したあるビジネスマンの体験も紹介している。
 「彼は地下鉄に乗った際に脱いだコートを、うっかり車内に忘れてしまった。
 コートに財布やパスポートが入っていたことから非常に慌てたが、駅員に問い合わせると遺失物預り所にきれいなまま保管されており、中身も何もなくなってはいなかった。
 彼は非常に感動した」というものだ。

 記事は最後に、
 「日本は単に先進国であるだけでなく、人々が安心して過ごせる国である。
 向上心の塊であり、完ぺき主義であり、慎み深い民族。
 これは、日本が強国になれた理由の一つだろう」と結んでいる。



サーチナニュース 2016-03-29 07:25
http://news.searchina.net/id/1605906?page=1

日本は「臥薪嘗胆」状態、
経済の衰退は「見せかけ」に過ぎない! =中国メディア

 中国メディア・捜狐は26日、
 「日本は臥薪嘗胆状態、カーブで追い抜く準備をしている」
と題し、
 日本経済の低迷状態は「見せかけ」にすぎず、
 ロボット生産大国の強みを生かしたハイテク製造業に猛進しようとしている
と論じた記事を掲載した。

 記事は、短期的な消費者物価指数(CPI)や国内総生産(GDP)の変化によって「アベノミクス」を失敗と断定することは「ミスリード、誤った判断になる」と主張。
 「アベノミクス」の核心的な意義は
 「中国の手から日本の失われた30年を取り戻す」
ことにあり、現在そのために力を惜しんでいない
との見解を示した。

 そのうえで、日本の視察から戻ってきた人物の話として
 「日本経済の衰退は『見せかけ』であり、
 ロボットに代表されるハイテク製品が猪突猛進状態にある」
と説明。
 現在世界で進んでいる「インダストリー4.0」や、「再工業化」においてカギとなる要素の1つに労働力があり、
 日本は未来の「スマート工業時代」の労働力たるロボットの生産大国となることで、
 「労働力高コスト国から低コスト国に変化しようとしている」
と論じた。

 そして、日本は「臥薪嘗胆の状態であり、カーブで追い越す準備をしているのだ」とし、
 日本が将来ロボットによる「世界の大工場」
となった場合に
 「中国のロボットレベルは日本に追いつけるのか、中国の産業の優位性はどこにあるのか」
と問題を提起した。

 記事は、これまで日本が優位性を持ってきた産業は中国に追い抜かれたものの「決してわれわれが永遠にリードすることを意味するわけではない」と説明。
 「われわれには日本を嘲笑する理由もなければ、
 アベノミクスの成否をやたらに論じる理由もない。
 大事なのは自らの経済政策を検討することだ。
 重要な歴史のターニングポイントで、くれぐれも重大なミスを犯してはならない」
と警鐘を鳴らした。

 日本や中国のみならず、世界が政治的にも経済的にも大きなターニングポイントを迎えつつある。
 まず自国の政策に問題があるかを真摯に検討すべし、というのはどこの国にも当てはまると言えるだろう。


サーチナニュース 2016-03-17 22:15
http://news.searchina.net/id/1605166?page=1

どれだけ日本を理解できているか?
反日教育と愛国教育が身近にある中国

 日本と中国の間には歴史認識の違いや領土をめぐる対立が存在し、近年は日中関係が冷え込んだまま改善の兆しも見えていない状況が続いている。
 内閣府が発表した調査においても、中国に親しみを感じないと回答した日本人の割合が過去最高となったことからも、日中関係の冷え込みが見て取れる。

 中国メディアの捜狐はこのほど、中国人は日本人に対する「怒り」を植え付けられているとする一方、それ以外に日本のことを知らなすぎると主張、日本を正しく理解する必要があると論じる記事を掲載した。

 記事は、日本と中国の歴史は「血と涙の歴史と言い換えることができる」としつつ、その血と涙を流したのは主に中国人であると主張。
  中国では幼少のころから反日教育と愛国教育が身近にあり、歴史を心に刻み込まずには未来を展望できない状況であると主張。
 一方で、中国における近年の抗日ドラマを見れば分かるとおり、次世代に正しい歴史を伝えることができているか疑問であると論じた。

 続けて、中国人は抗日ドラマを通じて日本人に対する「怒り」を植え付けられているとしながらも、
 「なぜ小国であるはずの日本に負けたのか、
 理解できている中国人はどれだけいるか」
のだろうかと疑問を投げかけた。

 さらに、中国で今なお日本製品の不買を叫ぶ人が多いことを紹介するも、本気で日本製品を排斥するならば、すべての中国人に交付されている身分証も廃棄する必要があると指摘。
 その身分証は日本企業の技術によって作成されたものであるからだとし、排斥ではなく日本製品よりも良い製品を作ることが自尊心というものだと論じた。

 日本と中国の製品に圧倒的な品質の差があったころ、中国では今日のように日本との差を論じる声は多くはなかった。
 日中の製品の差は圧倒的であったため、どれくらいの差があるのかよく分からなかったのかもしれない。

 しかし、中国経済が発展し、ある程度の製品を作れるようになったことで、
 日本製品との差が明確に認識できるようになったのだろう。
 日本を訪れる中国人旅行客も増えているが、こうした人びとが見た日本と中国の差について、中国では今回の記事のように「何とか日本との差を埋めよう」と呼びかける声が高まっている。


サーチナニュース 2016-03-29 07:55
http://news.searchina.net/id/1605908?page=1

中国人を感動させた日本の「利用客が1人だけの駅」、
中国社会も日本のように・・・

 JR北海道・石北本線の旧白滝駅が廃止されることになった。
 通学のために同駅を使っていた1人の女子高生が高校を卒業するためだ。
 たった1人の利用者のために駅を存続させていたエピソードは中国でも大きな驚きをもって受け止められた。

 中国メディアの新浪はこのほど、「利用客が1人だけの駅がついに廃止される」と伝え、女子高生のためだけに存続していた駅の存在は中国でも人びとを感動させたと紹介する一方、
 「果たしてそんなことがあり得るのか」
と疑問に感じた中国人ネットユーザーも多かったと紹介。

 続けて、「このエピソードは真実の話」であると伝えたうえで、まさに日本人の子どもに対する愛情や教育重視の姿勢を示すものであり、鉄道運営におけるビジネスと公益性のバランスを示す逸話であったことを示した。

 また、1人の女子高生のために駅に停車し続けるというのは、ある程度は経営を圧迫するものであると指摘する一方、その経営判断によって生まれた美談が多くのメディアに取り上げられ、広告では到底得られない効果を獲得したと指摘した。

 また記事は、福島県でも生徒が1人だけの小学校が存在したことを紹介したうえで、
 「今日においては、国と国の比較は経済や軍事力だけでなく、
 教育や文化などのソフト面も対象となる」
と指摘。
 さらに、中国は数々の社会問題や矛盾を抱えており、各地で衝突も起きていることを指摘したうえで、中国にとって
 「たった1人だけのために存在した駅や学校の存在は、
 中国にとって社会を治めることと人びとの権利は決してゼロサムゲームではないことを示している」
と主張した。

 さらに、中国が抱える様々な問題を解決することと、人びとの権利を保障することは、日本の温かみのある事例を見れば「両立可能であることを示している」と指摘した。


サーチナニュース 2016-06-06 07:25
http://news.searchina.net/id/1611352?page=1

中国人を感動させた「1人の女子高生」のために存続していた駅、
理性的判断に欠けると批判

 現在は廃止となってしまったが、1人の女子高校生のために存続していたというJR北海道の旧白滝駅が以前、中国で大きな注目を集めた。
 中国のネットユーザーやメディアはJR北海道の対応を称賛したが、中国メディアの新浪はこのほど、
 「これは美談などではなく、理性的判断に欠ける行為だ」
と論じる記事を掲載した。

 記事はもしこの行為が私営企業によるものであれば 「弱きを助ける情け深い行為」だと説明。
 しかし、旧国鉄のJRが「コストや利益ばかりを考慮するほうがおかしい」と主張し、ある意味で「当然の対応だった」と主張した。

 さらに、現代は「安っぽい感動」を好む風潮が広がっていると主張し、こうした風潮は理性的ではないと主張。
 中国福建省永泰県には教師が1人だけの小学校が19カ所、そのうちの11ケ所は生徒も1人だけだと紹介。
 福建省政府は生徒1人のために学校を残し、教師も生徒1人のために職責を果たしていると説明する一方、
 「北海道における1人のための駅の美談に匹敵するこの話に対して、まったく感動を覚えない」
という見方を示した。

 記事はその理由について、
★.生徒1人のための学校は莫大なコストがかかるだけでなく、
 同級生との交流もなく、
 教育の質も低下するからだ

と説明。
 そうであれば近くの学校に転入させ、宿舎や交通費を援助するほうがコスト面でも教育の質の面でも優れた解決策になると指摘。
 「この時代に溢れている安っぽい感動ではなく、
 理性的な分析にこそ真の価値がある」
という見方を記事は強調した。

 「生徒一人のための学校」についての記事の提案する解決策には確かに合理的な面もある。
 だが、非合理的な要素を無条件に「切り捨て」て、合理化を行うことは果たしてすべてにおいてプラスなのだろうか。
 人間には感情があるものであり、北海道の駅のエピソードや福建省の学校の話も、人への優しさや温かさが背景にあるエピソードではないだろうか。
 感情を極端に無視した判断は社会や人を歪ませる可能性があるのではないだろうか。


サーチナニュース 2016-06-20 10:15
http://news.searchina.net/id/1612361?page=1

日本は恐ろしい!
中国人旅行客「中国が目指す社会がそこにあった」=中国報道

 日本を訪れる中国人旅行客が年々増加しているが、なかには「日本は恐ろしい国だ」と主張する中国人がいる。
 この「恐ろしい」という言葉には、恐怖感を感じるという意味よりも、
 「中国や中国人には到底できないことを容易にやってのけてしまう」
という感嘆の気持ちが込められていると言える。

 中国メディアの逍遥旅游はこのほど、日本を訪れた中国人旅行客による手記を数多くの写真とともに掲載、「日本は恐ろしさを感じる国だ」と伝えている。

 記事は、中国人旅行客が
 「日本滞在はわずか1週間で、中国に帰国して1カ月も経つのに、まだ日本の清潔さや秩序が脳裏に焼き付いている」
と感想を述べていることを伝え、
 日本社会の姿こそ、「中国が目指した和諧社会(調和の取れた社会)ではないか」
と論じた。

 続けて、一部の
 「良識のない報道のもと、中国人はしばしば民族の恨みを掻き立てられ、中国社会には反日感情が蔓延している」
と主張。
 一部の中国人は日本を敵視し、蔑視していると主張、「小日本を滅ぼしてしまえ」などという言論も見られるとしながらも、
 「中国人は偏見によって自らの目を曇らせている」と指摘。
 多くの中国人は真実の日本を誤解しているのが現実だと論じた。

 この手記を書いた中国人も、訪日前までは日本に対して現在ほど良い印象は抱いていなかったようだが、訪日を通じて「反日病」は完治したと主張。
 それどころか、中国が目指す調和の取れた社会の姿が日本に存在したことに対し、
 「なぜ日本は調和の取れた社会をつくり上げることができたのか」
という思いが募ったと主張している。



【2016 異態の国家:明日への展望】


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